サワディカー。しまかぜ案内人です。

若いころの旅といえば、バックパッカーでトイレ&シャワーが共同のゲストハウスにもガンガン泊まって旅を楽しんでいましたが、気が付けば「施設とサービスが充実しているブランドホテルに泊まりたい!」そんなことを考えてしまうお年頃になってしまいました。

一流ホテルといえば『ヒルトン』『シェラトン』、『ハイアット』といろいろありますが、今回ご紹介するのは、閉館した老舗ホテル「プーケットメルリンビーチ」を2016年にマリオットホテルグループがリニューアルしてオープンしたホテル「プーケット マリオット リゾート&スパ メルリン ビーチ」。

マリオットといえば、近年はあのラグジュアリーホテルの代名詞「 ザ・リッツ・カールトン」も運営する世界No1の世界最大のホテルチェーン!!しかも、今回ご紹介する「プーケット マリオット リゾート&スパ メルリン ビーチ」は、パトンビーチの南に位置している車で5分~10分ほどという静かなリゾートステイをしたいけど、ショッピングやナイトライフを楽しみに気軽にパトンビーチまで行きた派には、もってこいのロケーションのホテルです。

ということで、早速ホテルをご紹介したいと思いま~す☆彡


パトンビーチに一番近いマリオット系列ホテル

ホテルまでは、プーケット国際空港から車でおおよそ1時間ほど。

パトンビーチから2km程離れた静寂した「トリトランビーチ」の前に広がるホテルは、4階建ての建物が4つのゾーンに分かれている全414室保有するホテルです。

パトンビーチエリアの中央部に位置する名が知れたホテルの平均客室数は、200室ぐらい。そのおよそ2倍にあたる規模のホテルなのでスケールの大きなホテルですよね。

プーケット島内は、ホテルの建設ラッシュに加えて、改名やリニューアルなどが多くタクシーの運転手さんもホテルの場所がわからないこともしばしばあります。ホテル名にマリオットとつくホテルが島内には現在3つ存在するのでパトンビーチに近い「マリオットメルリンビーチホテル」とはじめに行き先を伝えておいたら安心ですね。

高級ホテルのイメージがあるマリオットホテルですが、こちらのホテルは高級ながらもプールの種類も豊富で、キッズ向けのアクティビティやマリンアクティビティも充実しているのでお子さん連れでもおこもりステイもできちゃいそうなホテル内アクティビティが豊富なリゾートホテルです。


全8タイプのお部屋は大人ぽい仕上がり。

そんな超大型ホテル。お部屋のタイプも全10タイプもあるので、旅のタイプに合わせてお好みのお部屋を選ぶことができます。どのお部屋も広さが40㎡以上と通常より広めというのもこのホテルのポイントの一つ。

バルコニーも全部のタイプのお部屋にあってバスタブ完備でシャワールームが別々という5スターホテルならではのお客様の立場に立ったお部屋作りは、さすがです!

『南国=蚊が多い』ということで、コンセントに差し込み式の蚊取り機を用意。

ビーチやプールの後に水着などをかけることができる小さな洗濯干しなどもお部屋に置いてあるなど、まさにかゆい所に手が届くさすがブランドホテルならではの細やかな心遣いです。

ちなみに、バスアメニティは、数々の賞も受賞したタイ発のオーガニックホームスパコスメブランド『ハーン(HARNN)』を使用しているのもチェックポイント。タイの一流スパブランドを毎日使って使い心地がよかったらお友達や自分のお土産にショッピングモールや空港などで失敗なく購入できるのも◎。

細かいことはここまでにして、それでは、さっそくお部屋を拝見してみましょう!


スーペリア ラグーンプールビュー(41㎡/48室)

柔らかいぬくもりが感じられる優しいライトカラーの木目調をベースカラーとしてつかいながらも、空間にアクセントとして直線や角を使い安らぎの中にスタイリッシュさを持たせているお部屋は、落ち着いた滞在が楽しめそうです。入り口入ってすぐ横の入り口にあるのは、バスルーム。その反対側には、ミニバーエリア。バスルームの前には、小さめのソファーもあるのんびりできそうな空間が。

バルコニーにあるテーブルと二つのイスの他に、窓際にもイス1つと小さめの丸テーブルも。お部屋の外は、ホテル自慢のプールを見渡せてリゾートらしい風景を堪能できます。こちらの2つのタイプのお部屋は、ツインタイプのベッドがあるお部屋です。


デラックス ラグーンプールビュー(41㎡/71室)

スーペリア ラグーンプールビューと同じつくり、広さのお部屋ですが、デラックスタイプのベッドはキングサイズになります。


プレミア ラグーンプールビュー(43㎡/206室)

”プレミアム”とお部屋の名前につくだけあって、広さもスーペリアのお部屋よりも若干広くなっているお部屋です。安らぎ感を演出してくれるライトカラーの木目とイスや、テーブル、窓枠などにシックなタイらしい濃いめのアースカラーを取り入れて、スタイリッシュのなかに大人ぽさも感じられるお部屋のつくり。長めのソファーも窓の近くにあり、窓際のイスも座り心地がよさそうな大き目なイスが置かれてさらいリラックスできそうな空間です。

お部屋の眺めは、ザ・リゾート感満載のプールビュー。コチラのホテルで一番の部屋数を誇るタイプのお部屋です。ベッドは、キングサイズ1つもしくは、クイーンサイズ2つのツインが選べます。


プレミアプールアクセス(43㎡/71室)

お部屋のつくりは、プレミア ラグーンプールビューと同じですが、こちらのお部屋は、バルコニーからプールに直接ジャンプインできるプールアクセスが魅力的なお部屋です。お部屋の外は、大きなプールが広がって、爽快感は100%!!

ベッドは、キングサイズのみのお部屋です。


プレミア アンダマンシービュー(43㎡/33室)

「やっぱり、リゾート!海のパワーを感じられるシービューがいい!!」

そんな方におすすめしたいのはこちらのお部屋。部屋数にもかぎりがあります。お部屋の造りは、ラグーンビューとほぼ同じですが、アクセントとして使用しているカラーが朱色に近い落ち着いたオレンジ。

お部屋の前の海と緑とも調和して室内のメインカラーが変わるだけでもお部屋の気分もガラリと変わったような感覚になるかもしれません。ベッドは、キングサイズ1つもしくは、クイーンサイズ2つのツインが選べます。


プレミアビーチアクセス(43㎡/12室)

前記のプレミアルームとおなじインテリア、サイズのお部屋ですが、お部屋のテラスを出ればすぐそこは、ビーチという贅沢なお部屋です。オンザビーチ気分を十二分に味わえるお部屋ですよ♪お部屋数は12室と限りがありますが、キングサイズ、クイーンサイズ2つのツインどちらかを選ぶことができます。


1ベッドルームスイート(83㎡/6室)

スイートは、「マリーンスイート」そして「ロイヤルスイート」の2つのタイプ。ベッドルームとリビングが分かれていて、広さもほぼ他のお部屋の倍の大きさ。もちろん、バスルームも広く、バスタブも大きい~~~!さすがスイートルーム!!マリーンンスイートは、ライトイエローを基調としたタイ雰囲気が高いお部屋。家具もモダンスタイルの中にタイスタイルを感じられる作りです。


子どもも大人も大満足!種類が異なるプールでリゾート気分UP!!

プレミムプールアクセス、デラックスラグーンプールビュー、スーペリアラグーンプールビューの中央に大きく位置しているのが「ナムトックプール」。

ビーチのすぐ前、ビーチを正面に左手に位置するのが、「ファミリープール」そこからプレミアラグーンプールビュー、プレミアビーチアクセス、がある建物を水路で隔てて右手に位置するのが「スイムアッププール」この3つのことなる魅力を持つプールがあるのが、このホテルの魅力の一つです。

タイ語で「滝」という意味を持つ「ナムトック」。プールは建物内を水路のように回り岩から滝が流れ落ちる演出をしている場所がありブルーカラーのプールと高くそびえる緑の南国植物とのコントラストも美しく、豪快ながらもロマンテックな気分も味わえます。「ファミリープール」は、キッズがエキサイティングすること間違いなしのウォータースライダーと浅瀬のキッズプールもドッキングしているんですよ。

水路を隔ててつながっている「スイムアッププール」のメインスポットは、プールの中でクールダウンしながら飲み物が飲めるスイムアップバー。毎日16:00〜18:00~のハッピーアワーには大人の社交スポットに早変わり。インターナショナルな雰囲気が味わえそうです。

すべてのプールの深さは、0.5~1.4m。泳ぎが得な人も苦手な人も子どもも大人も楽しめるベストな水深というのも「リゾートステイはプールサイドで過ごすことが多いかも・・・。」という方にもポイントが高いホテルかもしれませんね。


ホテル内で美しい蝶々と戯れる

プーケットの自然を守るそしてその自然を学んでもらうという環境活動を積極的にしている「プーケット マリオット リゾート&スパ メルリン ビーチ」。

広い敷地内の一角にはネットで囲まれた広々とした「バタフライサンクチュアリ」と呼ばれる幼虫からさなぎそして蝶々になるまでの飼育過程が観察できるバタフライガーデンがありプーケットに存在している固有種を繁殖しながら、そしてそのライフサークルと分類についてお客様に学んでもらうスポットになっています。

このエリアを巡る30分から~40分ほどのツアーも、月曜、水曜、金曜日の10時30~に開催されているので参加してみてはいかがでしょうか?プーケットの海洋生物について学べます。


もう一つの保護そして教育スポットは、ホテル前に広がる「トリトランビーチ」。

ビーチには「リーフ・エドゥケーション・センター」という建物がありビーチ前に広がる色鮮やかなサンゴ礁とそこに住む海洋植物について学ぶことができる場所になっています。

毎週木曜日の10時30分~国際的な自然保護団体IUCN(国際自然保護連合)の専門家が詳しく海洋生物の生態について説明してくれる「マリンハウス・リーフツアー」も開催されています。

海の中で出会った南国の魚たちついて学べるなんて日ごろ海の生物と戯れる機会がない子供たちだけではなく大人にとっても素敵な時間が過ごせそうですよね。


夕暮れ時にファイヤーダンスショーを堪能しませんか?

プーケットに来てみるとよくわかるのですが、プーケットにあるホテルはプライベートビーチがあるホテルは、本当に少なく片手に数えるほどしかないのです。

「プーケット マリオット リゾート&スパ メルリン ビーチ」は、そんな片手に数えるホテルの一つ。小さいながらもホワイトサンドが美しいトリトランビーチがホテルの目の前に広がるのはパトンエリアのホテルではここだけ!南国雰囲気溢れるパラソルの下にビーチチェアーが並ぶのんびりとした風景。

ラム酒ベースのカクテルがシグネチャードリンクという南国らしいかやぶき屋根でできたバー「The Rum shake」は、ゆったりとした時間を過ごすのにはピッタリのバー。サンセット時には、カクテル片手に十分にのんびりしたビーチライフが過ごせそうです。

さらに、月曜日&金曜日の18:40~ビーチで15分ほどの気軽に観覧できるファイヤーダンスショーが開催されているので、迫力あるショーをドリンク片手にじっくりと鑑賞してみましょう!


屋外でも室内でも子供は大喜びのスペース

お子さんがいる家族連れに特に人気の「プーケット マリオット リゾート&スパ メルリン ビーチ」。

キッズが喜ぶプールの他に、ビーチ前には滑り台やブランコなど遊具がそろっている「プレイグラウンド」そして屋内には雨の日も子どもがご機嫌に遊べるイベントも多いキッズクラブもあります。

キッズクラブ主催で家族で参加できるキッズクアクティビティも頻繁に開催されているのも、なにかとすぐに飽きてしまう小さなお子さん連れにはかなりポイントが高いですよね。


ジャンルの異なる食をホテル内で満喫!!

マリオットグループのレストランといえば、クォリティーが高くおいしい料理が人気です。こちらのホテルには異なるタイプの「食」を楽しめる様々なスポットが敷地内の1階エリアに併設されています。

1つは、ホテル内のレストランの中で一番大きなレストランで、毎日の朝食会場になる「Merchant Kitchen」。昼食はアラカルトですが、夕食は、新鮮なシーフードからタイ料理、インド料理、ヨーロピアンフードと充実したメニューが並ぶクォリティーもコストパフォーマンスも満足なビュッフェに。意外に知られていない穴場ディナービュッフェスポットです。

ディナータイムだけ営業している伝統的なタイ料理をいただけるのは、「Thai Pantry」。ドレスコードはスマートカジュアルということで、ちょっぴりキメたファッションに身を包み本格的タイ料理を味わってみてはいかがでしょうか?

ピザやパスタなどイタリア直輸入の食材を使った本格的なイタリア料理が「D.O.C.G.」。ワインの種類が豊富なのもグルメにはうれしいところです。ディナーのみの利用が可能ですが、広々としたプールビューを眺めながら開放的な気分になって食欲もパワーアップしそう!

ビーチフロントに位置する「Beach Grill」は、朝食時間からオープンしています。ビーチからの風を受けて気持ち良く食事をしたい方やピザなどのほか、シーフードをメインにした本格的なグリル料理もぜひ味わってみたいですね。

お昼からオープンしていてハンバーガーやスパゲティなどのカジュアルな軽食や多国籍料理をいただけるのが「The Lounge」。カクテルを飲みながら生バンド演奏もあるようなのでお食事前のアペリティフはこちらを大活用しそうな予感!

南側にあるプールのすぐ脇に位置しているのがタイならではの南国フルーツをたっぷり使ったジュース&スムージーが専門の「Wellness」。自分の好きな果物を選んでセルフブランディングのジュースやスムージーができるのが人気です。プロテインドリンクもあって、プールやジム前に利用する方には人気なんですよ。

グリルフードが魅力的な「Beach Grill」と隣で、同じくビーチフロントにあるのが「Phuket Coffee Co」。早朝から淹れたてのコーヒーのやサンドウイッチ、ショーケースには各種ケーキやパティスリーが並んでいるおやつタイムには活躍しそうなカフェです。


アクティビティが豊富

充実機材のジムの他にホテル内でのアクティビティ∸が豊富なのが魅力です。

1階にあるジムには、ランニングマシーンやウェイトトレーニングなどの充実したワークアウト機材の他に、アミューズメント施設として卓球&ビリヤード台も完備!まさか、海外のホテルで卓球台があるとは!!これなら、家族全員で楽しく汗をながせそう。

あまり知られていないようですが、タイに来てみたら1度はトライしてみたいと思うムエタイやビーチフロントで開催されるヨガのクラスも開催しているのが「プーケット マリオット リゾート&スパ メルリン ビーチ」。

その他、満潮時間にビーチでは、シーカヤックも利用できるのもうれしいサービスですよね。


タイマッサージ、オイルマッサージ、スポーツマッサージ!!

さらにはネイルまで心も体もチャージできる「The SPA」タイ旅行の醍醐味の一つといえば、クォリティーが高くてリーズナブルな施術が受けられるスパも旅の魅力の一つです。

コストパフォーマンスが素晴らしい街スパを利用するのももちろんですが、是非こちらの宿泊施設に宿泊した際に1度は利用していただきたいのが、ホテル内のスパ「The SPA」

タイマッサージや生ハーブを使ったハーバルボールでのトリートメントとタイならではのメニューの他に、旅の疲れにピッタリなアロマセラピーマッサージやスポーツマッサージそしてフェイシャルとメニューも豊富です。

14歳以下の子どもオンリーのキッズスパメニューが充実しているのがこちらのスパのおもしろいところ。

マッサージだけではなく、フェイシャル、マニキュアメニューもあるので、今回の旅行で親子でスパデビューをしてみてみるのも悪くないかもしれません。


施設内にATMそして、近くにコンビニあります!

ホテルは、パトンビーチの繁華街から離れた場所にありますが、ホテルの近くには、日本でもおなじみのコンビニエンスストア「ファミリーマート」もあるので、ドリンクやスナックの他、ホテル生活に必要な日常品が気軽に購入できます。

きになるお金の両替は、施設内ロビー入口左手にATMが設置されていますが、空港に到着した際には、両替所は、ホテル近辺にはありません。心配な方は、プーケット空港到着時に少し多めに両替をしておいたほうがよいでしょう。

ホテルでは、パトン中心部にある「ジャンクセイロン」まで無料のシャトルバスを運行しているので(要予約)そちらを利用して「ジャンクセイロン内」または近辺でまとめて両替をしてみるのがおススメですよ。


いかがでしたか?


パトンビーチのはずれに位置するプライベートビーチがあるホテル「プーケット マリオット リゾート&スパ メルリン ビーチ」。パトンビーチエリアに宿泊したいけれど、華やかなエリアはちょっぴり訪れるだけで、残りの時間はのんびりと家族と一緒にリゾートステイを楽しんで過ごしたい。そんな方にピッタリなホテルです。


*上記は取材時の情報です。条件など変更となる場合がございます。気になる方は予約の際に必ずホテルに直接ご確認ください。予約はホテル予約サイトから可能です↓ 

Marriott Resort &Spa Merlin Beach

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