パノムルン神殿遺跡見学を訪れたら、是非合わせて訪れていただきたいのがこちら、ムアンタム遺跡です。ムアンタム遺跡も東北地方のクメール文化の遺跡となります。パノムルン神殿から車約20分の場所にあります。

バンコクからですと約5時間の道のりですので日帰りツアーとなると長い一日となります。

パノムルン神殿同様10〜11世紀に作られた遺跡で、シバ神とビシュヌ神が崇められています。ヒンズーの寺院ですね。


英語に直すとサンクチュアリーになるそうで、ムアンタムの雰囲気を見ると、サンクチュアリーという言葉がぴったりだなと思います。

なんと言っても遺跡の周りを囲む池にハスが咲き乱れていることです。私たちが訪れたのが午後だったので、咲き終えている時間でしたが、午前中の時間帯、そして水嵩が高い時期はとても綺麗だと思います。次回はハスが満開の時間に訪れたいものです。パノムルン神殿は王道な遺跡ですが、ムアンタムの雰囲気がすごく気に入り、こちらの遺跡に心地よさを感じます。写真からこの遺跡の良さが伝わるといいのですが。ハスが満開出ないのが心残りです。


遺跡は再現されていますが、中央の塔は壊れたままで、周りの塔のみ復元されています。他のクメール遺跡は高い塔がシンボルですが、ムアンタム遺跡はフラットな遺跡となっています。

10年以上前にもムアンタム遺跡に来た事はあるのですが、歳を重ねるとこの遺跡の良さを分かるようになるなと思います。

10年前はパノムルン神殿の方が記憶が強かったのですが、今回改めてムアンタム遺跡に再訪して、とてもこの遺跡が気に入りました。なんとなくぼーっと入れる場所です。考え事や読書などするのにも良い場所だと思います。


大人な旅にオススメのムアンタム遺跡、遺産3大遺跡として、ピマーイ、パノムルンも合わせて周っていただきたいクメール遺跡です。