パノムルン神殿、ムアンタム遺跡に続き、イサーンの3大遺跡です。

ピマーイ遺跡はナコーンラーチャシーマ県にあります。ブリラム県のパノムルン神殿、ムアンタム遺跡から車で約2時間、バンコクからは車で約4時間です。


ピマーイの町はピマーイ歴史公園を中心に町が栄え、とても小さな歴史を感じる町です。歴史公園が町の中心部にあるってとても素敵です。

歴史公園のすぐ横、歩いて3分ほどのホテルを予約したので、ピマーイ遺跡観光をするにはとても便利でした。歴史公園のすぐ近くではマーケットも開催され、町全体の雰囲気がアットホームで住み心地は良いのでは?と思いました。と思うと、やはり現地にすむ欧州人を見かけました。この街に住みたくなる気持ちが理解できます。田舎だけどとても良いところです。遺跡好きなしまかぜ案内人もすみたくなりましたよ。


ピマーイ歴史公園へはピマーイに宿泊した翌朝、朝一番で訪問しました。

朝一番の遺跡は神秘的なオーラを放っています。しかも、この遺跡を独占状態でき、本当に贅沢で貴重な時間でした。訪れた時間が良かったからか?ピマーイ遺跡は本当に素敵で気に入りました。遺跡訪問は朝一が良いのでしょうか?

そういえば、朝一番で向かったパンペーンペットもすごく良かったです。そう考えると遺跡は朝に限るのでしょう!


ピマーイ遺跡の歴史をちょこっとおさらいしたいと思います。

ピマーイ遺跡は、パノムルン神殿やムアンタム遺跡同様、クメール様式の遺跡です。

アンコールの方角(南)へ向いて立てられています。今はピマーイエリアはタイランドですが、11世紀〜12世紀はアンコール王朝、すなわちカンボジアの勢力は大きかったのです。のちに大乗仏教に改宗されました。そのため、ヒンズー教の影響が大きく、その後仏教も入っているので、融合した形になっています。

アンコール王朝の時にはピマーイがアンコール王朝の副都として栄えていたとなるとアンコール王朝は盛大だったのだとわかりますね。ピマーイからアンコールワットまでが260kmの距離もあります。


ピマーイ遺跡もパノムルン神殿同様ナーガの橋があります。この寺院も人間界から天界への道があるのですね。

そしてピマーイ遺跡のナーガはなんと顔が7つ!!

パノムルンは5つなので、ナーガの顔の数で遺跡を見分けることが出来ますね。


同じ様式の遺跡でも奥が深いですね。

遺跡の違いや特徴などを見分けられると遺跡巡りがもっと楽しくなります。

歴史ロマンもいいなと、タイの遺跡を通して思うようになりました。