バンコクの王宮エリアから車で数分の場所にあるワットサケート。

ワットサケートは高台の上にチェディがある寺院です。


チェディはさほど大きくはありませんが、ゴールドに輝くので、遠くから眺めてもその存在感は大きいです。

丘の上にあるからこそ大きく感じるのでしょう。

バンコクの都会に小さな丘があるのは少々不自然な感じがしませんか?


なんでこの場所だけに丘があるかと言うと、もともとこの場所に巨大なチェディを作っていたのですが、バンコクの土は柔らかいため、重さに耐えられず崩れたしまったようです。その崩れたチェディの跡形が時を経て丘となり、最終的には丘の上に小さなチェディを建てることになったのです。


チェディからの眺めは良く、緩やかな階段が丘を囲むようにチェディまで続いています。他の寺院とは様相が大きく異なる上に、階段登りもあるため、バンコク滞在の中で印象的な寺院となること間違えなしです。


チェディだけでなく、洞穴の中のブッダを拝める場所や、プラウボソットワットサケートなどもすぐ近くにあり、お散歩コースとしても最適な場所です。